スカイライン・桜井真一郎さん
 
いつもは新聞を開くと真っ先に三面記事を見る。
しかしその日は 何故か真っ先に一面の天声人語を見ていた
桜井真一郎さんが亡くなったという文字が飛び込んできた。
 
 
直接生前の桜井さんにあった訳ではないが 何冊も彼の事ののった本を買い 今でも大切に書庫に納まっている。
今見たら昭和57年出版と裏表紙に書いて有った。
桜井さんの思想が好きでケンメリ・スカイラインからに四代延べ20年乗った。5代目からはドッカンシーマーに替えた
その間に2回スカイラインの小冊子に僕の投稿した原稿が写真入りで載った。
 
 
 
何故そんなにスカイラインに惹かれたのか それは 桜井真一郎が創った車だからだ。
彼が可愛がっていた猫が子供を産む時 苦しいからお腹をさすってと目で訴えてきたと云う 人の言葉の分からぬ猫が僕に意思を伝える
そうだ僕は物言わぬ冷たい鉄に命を吹き込みあたたかい車をつくろうと彼は思ったと言う
雷の鳴るすざましい稲光の雨の中 戦場が原の林の中の道を彼女の待つ鬼怒川温泉に急ぐ光景をイメージさせ このシーンに合う車つくれと言った
なんともあたたかい熱いこころの持ち主だったと僕は思う
そんなエピソードを沢山聞いて読んで彼の作る車の虜になった。
期待に答えてスカイラインは安全な車で一度も事故った事は無かった。
今でもま〜るいテールランプを見るとその日の事がよみがえってくる。 電気の自動車になって何が面白いのだろう。
時計のように精密なエンジンを組み立て回す喜びはもう過去の事なのか 
いやいやハーレーダビットソンは健在だ ハーレーのように永久に此処に居ると云う存在感のある車があって欲しい。
 
桜井真一郎さん沢山の夢をありがとう 僕の青春時代にスカイラインがあって幸せでした。